================================================================ This file was written by 8 tab / JIS X 0201 / SJIS / CRLF. ================================================================ UEC KOKEN Development 'web server log analyzer "logana"' release 1.11 機能一覧 Copyright (c) 1997-1998 G-HAL ================================================================ ★彡 概要 ☆彡 web server が吐く log を解析,集計するものです。 ssi や cgi を使わない access counter として使えます。 ★★☆☆ 動作環境 ☆☆★★ compiler ANSI C++ 準拠の c++ compiler (don't need class) と ANSI C++ 標準ライブラリ/ヘッダと周辺ユーティリティ。 メモリ 空きがとにかくたくさん。 約 1500件のアクセスを集計するのに、 約 400KB は必要。 ★★☆☆ 初期設定 ☆☆★★ logana.h で各オプションのデフォルトを指定しています。 必要ならば、変更/コメントアウト/コメントアウトの解除をして下さい。 あとは、makefile.gcc を参考に makefile を作って、 compile すればオッケ〜。 ★★☆☆ 書式 ☆☆★★ usage> logana [Options] [< input] [> output] [| pipe]  リダイレクトとパイプが使えます。 ★★☆☆ オプション ☆☆★★ ・オプションの区切りとして "/","-" は使えません。 ・オプションは、大文字でも小文字でもかまいません。 ・数値に小数は使えません。 ・同じオプションを何度も書いた場合、最後の物が有効になります。 【解析期間】 (default) All analyze. Y (year) 年間集計 M (year) (month) 月間集計 W (year) (month) (day) 週間集計 D (year) (month) (day) 1日集計 S (year) (month) (day) (year) (month) (day) 指定期間集計 解析する期間を指定します。 指定しなければ、コンパイル時に logana.h で指定した期間で 集計します。 (month) の指定では、英語3文字の表記が使えます。 また、10,11,12 の時、それぞれ、x,y,z が使えます。 各項目はスペースで区切って下さい。 【出力形式】 P(type)[style] 出力する種類と形式を指定します。 デフォルトは、logana.h で指定します。 (type) A 全種類 D 月,日,曜日,時間のみ F どこのサイトから参照しているか、のみ U どの URL を参照しているか、のみ L どの URL にどこのリンクから飛んできたか、のみ B 何のブラウザを使っているか、のみ [style] (none) 両形式 A 両形式 L ランキング形式 D du 形式(パイプにて xdu に通せる) "P" と (type) と [style] の間は空けないで下さい。 【除外サイト】 E (part of domain-name) 指定した文字列を含むサイトから参照された場合、 集計から外します。 デフォルトは、logana.h で指定します。 "E" と (domain-name) はスペースで区切って下さい。 【入力ファイル】 I (InputFile) default: (stdin) 入力するファイル名を指定します。 デフォルトは標準入力です。 "I" と (InputFile) はスペースで区切って下さい。 【出力ファイル】 O (OutputFile) default: (stdout) 出力するファイル名を指定します。 デフォルトは標準出力です。 "O" と (OutputFile) はスペースで区切って下さい。 【追加ファイル】 A (AppendFile) default: (none) "O" option と排他指定です。 こちらが指定された場合、出力を指定したファイルの最後尾に 追加して行きます。 "A" と (AppendFile) はスペースで区切って下さい。 【案内表示】 上記以外のオプションを書いた場合、オプションの簡単な案内が出ます。 ★★☆☆ 仕様,規格,略歴 ☆☆★★ concept.txt 及び struct.c を参照。さもなければソース参照。 logana の rel.1.00 には多くの異なるモデルが存在していました(^^; αrelease  完全なプロトタイプ。動けばいいや、で作った、 小細工無しの Alphabetic sorted 片方向リスト版。 いわゆる αrelease。 βrelease  simple is best をモットーに完成させた、 Alphabetic sorted 片方向リスト版。 いわゆる βrelease。 βmodel  βrel. の公開の為の完成版。  なお、これ以降の model の条件コンパイル指定の 片方向リストとβでの片方向リストは別物です。(^^; β'model  ソースのメンテが面倒になったので、 子供付きと無しの、片方向リストを統合。 ソース/コードは小さくなったが、消費メモリが増大。 γmodel  高速化の為に2分探索木を使用。 件数が多い時は劇的に速くなっていく。 δmodel  さらに高速化する為に、似非平衡木である spray tree を使用。 γからそれほど速くはならなかった、でもちょっと速い。 εmodel  δと異なるアプローチで高速化を図り、平衡木である 赤黒木(red-black tree)を使用。 γとδの中間くらいの処理速度だった。 rel.1.10 以降では、一番速い、δmodel を作るようにして有りますが、 β'/γ/δ/εmodel は大部分が重複している事も有り、 logana.h 内での Use〜 のどれを定義するかで、変更する事が出来ます。 これ以上、異なるアルゴリズムを試してモデルを増やすつもりは 有りません。これで、十二分に完成。 ま、βmodel の段階で、必要十分では有るけれど。 ★★☆☆ 備考,注意 ☆☆★★ ☆厳守事項、転載に関して GPL。GNU. ただし、著作権と私がこれを作るのにかかった労力は尊重して下さい。 もっとも、GNU が何だか知ろうともしない人は、 転載禁止でしょうなぁ。使用禁止でもいいかも。 ☆お願い 感想、要望、バグ、意見、などありましたら作者へ知らせて下さい。 ☆動作に関して メモリばか食い。unix や X68k の様な、メモリに壁の 無い OS でないと厳しい。DOS-EXTENDER はその存在そのものが 結構無茶なので、厳しい錦。(面倒なので試していない) CPU power 消費しまくり。486-33 class は無謀。 でも、わしの環境は 486SX-33 (;_; 某バロックは隠しオプション。出雲に対応していないから。 ☆専門的な注意 ソース参照。そうそう変な事はしていないと思うが。 あ、typedef で bool と string を作っているのは変な事ですね。 ★★☆☆ 終わりに ☆☆★★ ☆作者の戯れ言 開発環境 PC-9821Cs2s2 memory 20.6M bytes(protect) IDE 170MB + SCSI 1GB で、このプログラムを運用する予定の環境 Assembled AT compatible(AMD K6) + NetBSD-1.3 + XFree86 3.3.1 さて、次回作をほっぽっといて、何作ってるんでしょ。 しかしまぁ、PCFX-GA とかコミケってすごいっすね。 たったそれだけで、log が爆発的に増殖するんだもの。 開発環境(MS98)と、実際に動かす環境(互換機海胆)で、 漢字コードが違うのは結構めんどい。foreach & kc。うむ。 しっかし、80586系 + unix系 って速いっすね。 自宅(486SX-33)と比べると爆速。おまけに DOS は 640KB の壁も強烈。 すごい勢いで out of memory. 吐くし。海胆や X68K で壁が無いってのは、 うらやましい。PCFX-GA の Z-buffer ってのも、うらやましい錦。 あ゛あ゛あ゛〜、X68K も PC-98 も PCFX-GA も、 過去の遺物になってしまふ〜。(;_; とりあえず、MACROSS 15th anniversary & GUNDAM 20th anniv.。 でも見応えのあるそっち方面の番組が全くない(;_;。 取り敢えず、はみ刑事。 ★★☆☆ Special Thanks ☆☆★★ "ubora 師匠" 知識 経験 借用、アドバイス、アルゴリズムなど。 "FEZ お師匠様" と "griff って人" 助言、長期重荷試験、絣探し、など。 "壱丸零弐" と "GROOVE" (敬称無しが希望だっけ) localtime よた話。 その他の方々 ★★☆☆ 参考資料 ☆☆★★ 『Algorithms in C++』(邦訳) 1994年7月20日 初版 著者:ROBERT SEDGEWICK 翻訳:野下 浩平, 星  守,佐藤  創 ,田口 東 近代科学社 『Cアルゴリズム全科 基礎からグラフィクスまで』1995年6月20日 初版 千葉 則茂,村岡 一信,小沢 一文,海野 啓明 近代科学社 『C言語による最新アルゴリズム事典』 『C言語による最新アルゴリズム事典』全ソースコード 技術評論社第2編集部 『NetBSD な g++ の *.h』 その他、いろいろ ★★☆☆ 連絡先 ☆☆★★ FENIX FEN025 G-HAL --- G-HAL --- /// 1998 Feb.21 Sat. ///