---------------------------------------------------------------- TSR interrupt Checker INTCH version 0.21a 機能一覧 Copyright (c) G-HAL 1990/10 - 1997/01 ---------------------------------------------------------------- ★★☆☆ 動作環境 ☆☆★★ NEC PC-9801,PC-9821,互換機(CPU が V30 以上である事) MS-DOS ver3.3 以降 メモリ 空きが 3.1K byte 以上 常駐時消費 752 byte EMS,EMB(XMS),UMB,HMA,VCPI,DPMI,BMS には 対応していません。 ★★☆☆ 使い方、オプション ☆☆★★ ・オプションの区切りとして "/","-" を使うことが出来ます。 ・オプションは、大文字でも小文字でもかまいません。 ・数値に小数は使えません。 ・文字と数字の間は、符号を除き空けてはいけません。 ※指定は常駐後では変更できません。 【監視する番号】 /In ( 00 ≦ n ≦ FF ) 監視するインタラプトコール番号を16進で指定します。 デフォルトは /I33 です。 【表示する色】 /Cn ( 0 ≦ n ≦ 7 ) レジスタ内容を表示する色を指定します。 デフォルトは /C7 です。 裏技で /C$n とすると、16進で指定できます。 もう一つおまけの裏技で、上位 5bit は、 bit 7 1 = 垂線,または,簡易グラフ bit 6 1 = アンダーライン bit 5 1 = リバース bit 4 1 = ブリンキング bit 3 1 = シークレット だったりします。 【監視する機能番号】/An ( 00 ≦ n ≦ FF ) /In で指定したインタラプトコールのうち、 AH がいくつのものを監視するか16進で指定します。 デフォルトでは、AH を監視しません。 【表示行】 /Ln ( 0 ≦ n ≦ 19 or 24 or 29... etc. ) レジスタ内容を表示する行を指定します。 最大値は、環境によって変わります。 2行使うので気をつけて下さい。 デフォルトは /L0 です。 【常駐解除】 /R 監視をやめメモリを開放します。 【案内表示】 /? オプションの簡単な案内です。 ★★☆☆ 表示の見方 ☆☆★★ 次のような2行で、レジスタ内容を表示します。 ? には、それぞれ1つずつ16進数が入ります。 int?? a???? b???? c???? d???? d????:???? e????:???? b???? g???? c????:???? ???? a???? b???? c???? d???? d????:???? e????:???? b???? g???? s????:???? 1行目の最初の2桁は、監視しているインタラプトコール番号です。 その次からの、4桁づつの a b c d d : e : b g は それぞれ、呼び出し直前の AX,BX,CX,DX,DS:SI,ES:DI,BP,flag の内容です。 1行目最後の c????:???? は、呼び出し時の CS と IP の内容です。 2行目の最初の4桁は、呼び出された回数です(FFFF の次は 0000 に戻る)。 その次からは、インタラプトコールの返値です。 2行目最後の s????:???? は、呼び出し時の SS と SP の内容です。 ★★☆☆ 備考、注意 ☆☆★★ ☆厳守事項 このプログラム一式はフリーウェアです。 著作権は G-HAL が保有しているので、PDSと呼ぶ事を禁止します。 このプログラム一式を個人的な用途以外で許可無く改変しないで下さい。 ☆お願い 感想、要望、バグ、苦情、などありましたら作者へ知らせて下さい。 ドキュメントやプログラムの無断改変などの悪質ないたずらはやめましょう。 ☆転載について PDSなどと呼んでいる RBBS や BBS などへの転載は禁止します。 @FWD や @MO などの 転送系RBBS(BBS) への転載は禁止します。 ローカルな所へ転載した時、作者に連絡して下さるとうれしいです。 全国的な所へ転載、掲載などするときは必ず事前に許可を取って下さい。 転載、掲載する場合、アーカイブの内容を変更してはいけません。 また、ファイルを個別に転載、掲載しないで下さい。 営利目的の販売等は禁止します。 ☆動作に関して このプログラムによって何が起きても、私達は責任を取りません。 LH や lumb でUMBに常駐させることが出来ます。 常駐後にUMBに移動させるソフトを使っても、平気みたいです。 テキストを非表示にしていると、レジスタ内容の表示を見られません。 ☆専門的な注意 リエントラントにはなっていません、再入しようとすると拒否します。 スタックは呼び出された時の物を、使っています。 プロテクトモードでは動きません。リアル/仮想86モードにして下さい。 ★★☆☆ 終わりに ☆☆★★ ☆作者の戯れ言 開発環境 PC-9821Cs2s2 memory 20.6M bytes(protect) IDE 170MB PC-9801VM0 memory 2432K bytes(I/O bank) SASI 40MB これが私が初めて作った、常駐型の assembly program です。 その後、これを使おうと思った時に、不都合が有ったりして、 ちょくちょくいじっていました。 そしたら、こんな長期に渡ってしまったと言う……。 初期の頃とは、ハードウェアもソースのスタイルも、変わったなぁ。 だけれども、98 だったから、そのころド素人だった私でも、 常駐してテキストをばんばか表示する事が簡単に出来たのであって、 PC AT/互換機 などでは出来ないでしょう。でも Graphic は良くないですね。 やっぱ、X68000 の Graphic は良さそうだな〜。 次回作? 基礎的な所は目処が立ちました。でも、未来は未定。 そもそも、これをいじる予定はなかったのだから……(^^;。 ★★☆☆ Special Thanks ☆☆★★ 『TSRプログラムのためのマクロ』 I/O 1990年10月号 通巻168号 Junji Hori 工学社 私が初めて、常駐プログラムを書くきっかけとなった記事です。 お師匠様とその仲間達 資料、知識、経験、助言、など。色々と有難うございました。 その他の方々 ★★☆☆ 参考資料 ☆☆★★ 『TSRプログラムのためのマクロ』 I/O 1990年10月号 通巻168号 Junji Hori 工学社 "PoleStar" version 1.02 (C)1990 by FKS. 「紕の川」 version 1.00 (C)1990 by FKS. "FreeWay" version 1.02 (C)1990 by FKS. 『PC-9801VF2/VM0/VM2 ユーザーズマニュアル』(1985) NEC 『PC-9801 解析マニュアル[第0巻]』 (1983/ 6/30) 川村清 秀和システムトレーディング 『応用MS−DOS 改訂新版』 (1986/ 7/31,1990/ 6/11) 村瀬康治 アスキー出版局 『特集 常駐型ソフト「TSR」プログラミング入門』 内藤昌治 CQ出版社 トラ技コンピュータ No.26 1992年7月号 『MS-DOS 5 アセンブラ・プログラミング』 (1992/10/21) 桜田 幸嗣 アスキー出版局 『NHKスペシャル (タイトル忘れた、オデッセイ、かな)』 (199?) NHK、etc 『NHKスペシャル SPACE AGE 宇宙への挑戦』 (1992) NHK、etc その他、いろいろ ★★☆☆ 連絡先 ☆☆★★ FENIX FEN025 --- G-HAL --- /// 1997 Jan.09 Thr. ///