---------------------------------------------------------------- TSR ScreenSaver GALAXY+ version 1.03 機能一覧 Copyright (c) G-HAL & ubora 1992 / 07 - 1997 / 07 ---------------------------------------------------------------- ★★☆☆ 動作環境 ☆☆★★ NEC PC-9801,PC-9821,互換機(CPU が V30 以上である事) MS-DOS ver3.3 以降 メモリ 空きが 16.3K Byte 以上 常駐時消費 7.1K Byte + α EMS,EMB(XMS),UMB に対応。 HMA,VCPI,DPMI,BMS には対応していません。 グラフィック 嬰杆淙炸?c対応。筑灼碩鋪擯逐熈?B GRCG に対応。EGC,256色には対応していません。 マウス対応。マウスドライバは不要。 ★★☆☆ 使い方、オプション ☆☆★★ ・オプションの区切りとして "/","-",Space を使うことが出来ます。 ・オプションは、大文字でも小文字でもかまいません。 ・数値に小数は使えません。 ・文字と数字の間は、符号を除き空けてはいけません。 ・前に入力した数値に足すもしくは引く場合は、数字の前に "@" を入れます。 ・環境変数 GALAXY があると、オプションとして実行します。 【銀河の位置】 /VXn /VYn ( -16384 ≦ n ≦ +16383 ) 画面上で銀河を表示する位置を設定します。 デフォルトは /VX0 /VY0 です。 【銀河の大きさ】 /VZ ( -16384 ≦ n ≦ +16383 ) 画面上で銀河を表示する大きさを設定します。 数字が大きいほど、小さく表示されます。 デフォルトは /VZ1024 です。 【銀河の傾き】 /AXn /AYn /AZn ( -360 ≦ n ≦ +359 ) 銀河の傾きを設定します。 回転は X:上下,Y:左右,Z:傾き となります。 Y→X→Zの順に回転させます。 デフォルトは /AX-12 /AY0 /AZ-15 です。 【銀河の相対傾き】 /KXn /KYn /KZn ( -360 ≦ n ≦ +359 ) 銀河の傾きを、今の状態からどのくらい変えるか、入力します。 【パレットモード】 /CA /CD 嬰杆淙炸?c(/CA),筑灼碩鋪擯懲/CD) の切り替えを行います。 デフォルトは /CA です。 【星の色】 /CHn /CLn (000 ≦ n ≦ FFF) /CA の時の、星の色を数値(16進で grb)で指定します。 /CHn と /CLn の間のグラデーションになります。 自動的に /Cn にも変換されます。 デフォルトは /CHFFC /CL996 です。 【星の色】 /Cn (0 ≦ n ≦ 7) /CD の時の、星の色を数値で指定します。 自動的に /CHn /CL000 とも変換されます。 デフォルトは /C7 です。 【パレット変更】 /C+ /C- パレットを変更するか(/C+)、変更しないか(/C-)、設定します。 デフォルトは /C+ です。 【描画装置】 /GC /GG GRCGを使わないか(/GC)、GRCGを使うか(/GG)、選択します。 どちらが速いかはマシンによって違います。 デフォルトは /GC です。 【表裏切換】 /G0 /G1 /G. 表画面しか使わない(/G0)、裏画面しか使わない(/G1)、 表裏気にせずに使う(/G.)、を選択します。 デフォルトは /G. です。 【書き換え速度】 /Sn ( 0 ≦ n ≦ 255 ) 書き換え速度を 1/60 秒単位で指定します。 数値をある程度より小さくしてもそれ以上速くならない事が ありますが、それがそのマシンでの最高速度です。 デフォルトは /S4 です。 【星の数】 /Nn ( 0 ≦ n ≦ 65534 ) 星の数を設定します。 /N0 とすると星が表示されません。 星の数が多くてメモリが不足した場合、/N0 /0 となります。 デフォルトは /N1023 です。 【星の出現位置】 /NWn ( 0 ≦ n ≦ 3 ) 星の出現位置を指定します。 0:以前の位置 1:中心 2:画面外 3:ランダム となっています。 デフォルトは /NW0 です。 【星のメモリ】 /NC /NE /NX /NU 星のデータを置くメモリを指定します。 /NC で 際抑歇?テ捍嗹、/NE でEMS、/NX でEMB(XMS)を使い、 /NU でUMBを優先し、UMBが不足した場合は 際抑歇?テ捍嗹を使います。 /NX を指定した場合、EMB(XMS)の他に UMBか 際抑歇?テ捍嗹を 16K byte 消費します。 config.sys で DOS=UMB が無いと /NU が使えません。 NX < NE < NC = NU の順で GALAXY の動作が速くなります。 デフォルトは /NC です。 【画面の保存】 /W- /WE /WX 銀河の表示をする前の画面を保存します。 /W- で保存しない、/WE でEMS、/WX でEMB(XMS)を使います。 常駐パレットが有ると、参照します。 /WE,/WX を指定すると、96K byte 拡張メモリを消費します。 /WE と /WX のどちらが速いかはマシンによって違います。 デフォルトは /W- です。 【画面保存のメモリ確保】 /WS /WD 画面の保存の為のメモリの確保の仕方を指定します。 /WS でつねに確保し続け、/WD で必要な時のみ確保します。 /WD を指定していて、必要になった時にメモリが足りないと、 画面の保存をしません。 【集悵歉以洌の時間】 /!n /Tn ( 0 ≦ n ≦ 1092 , 省略可) キーやマウスの操作をやめるか、文字の表示が終わってから、 銀河が出るまでの時間を、秒単位で指定します。 /T でも、同じ動作をします。 数字を省略し /! とした場合、/!180 と同じになります。 また、/!0 とすると、/!n を使わなかった時と同じ様に、 いつも銀河とテキスト画面を表示します。 デフォルトは /!0 です。 【自動運転】 /Pn ( n = 1〜4,9,0 ) 1〜4 で自動運転の種類を選び、0 で自動運転を解除、 9 で銀河の位置や傾きを初期化します。 デフォルトは /P1 です。 【設定モード】 /O /O! /OT 銀河の位置と大きさを簡単に設定する事が出来ます。 キーの操作は以下のとおりです。 終了 リターンキー 常駐解除 ESC 銀河の傾き テンキーの 2,5,4,6,1,3 マウスのボタンを押さずに上下左右に移動 マウスの右ボタンを押しながら左右に移動 銀河の位置 カーソルキーの ↑,↓,←,→ マウスの左ボタンを押しながら上下左右に移動 銀河の大きさ ROLL UP,ROLL DOWN マウスの右ボタンを押しながら上下に移動 自動運転 ファンクションキー f1〜f4,f9,f10 SHIFT で2倍速、CTRL で4倍速、SHIFT+CTRL で8倍速で動きます。 TAB を押したり、/O!,/OT としていたりすると、 銀河以外、何も表示しません。もう一度 TAB を押すと表示されます。 【一時停止】 /0 【表示再開】 /1 【キー操作】 /K+ /K- 常駐している時に、設定モードに出来るか(/K+),出来ないか(/K-)、 決めます。デフォルトは /K- です。 【ホットキー】 /KH$mmcc 常駐している時に、設定モードにする為のホットキーを指定します。 ここで指定したキーを押しながら、"O" を押すと、設定モードになります。 もう一度押すと、設定モードを抜けます。 mm ホットキーのマスクデーターを16進数2桁で指定 cc ホットキーの比較データーを16進数2桁で指定 指定する値は 10 CTRL 08 GRPH 04 カナ 02 CAPS 01 SHIFT となっていて、複数指定する場合は、足し算して下さい。 デフォルトは /K$1F0C で、 CTRL off, GRPH on, カナ on, CAPS off, SHIFT off です。 【マウス操作】 /M+ /M- 常駐している時の設定モードで、マウス操作で 銀河の位置、大きさ、傾きを変えられるか(/M+),変えられないか(/M-)、 決めます。デフォルトは /M- です。 ※以上の指定は全て常駐後でも変更できます。 【常駐場所の指定】 /U /U- /U- が指定された場合、際抑歇?テ捍嗹に常駐します。 /U が指定された場合、UMB が足りるならば、UMB に常駐します。 足りなければ、際抑歇?テ捍嗹に常駐します。 LoadHigh などでは 約17Kbyte 必要ですが、これなら 約8Kbyte で UMB への常駐が可能です。 config.sys で DOS=UMB が無いと使えません。 なお、常駐後にUMBに移動させるソフトを使うと時々暴走します。 デフォルトは /U- です。 【選択実行】 [,],{,} []で囲まれたオプションは、まだ常駐していない時のみ実行され、 {}で囲まれたオプションは、常駐している時のみ実行されます。 環境変数 GALAXY と [] を使えば、デフォルトの設定を変えられます。 【データ表示】 /D 常駐している GALAXY のデータを表示します。 【常駐解除】 /R 銀河の表示をやめメモリを開放します。 【案内表示】 /? オプションの簡単な案内です。 ★★☆☆ 備考、注意 ☆☆★★ ☆厳守事項 このプログラム一式はフリーウェアです。 著作権は G-HAL と ubora が保有しているので、PDSと呼ぶ事を禁止します。 このプログラム一式を個人的な用途以外で許可無く改変しないで下さい。 ☆お願い 感想、要望、バグ、苦情、などありましたら作者へ知らせて下さい。 ドキュメントやプログラムの無断改変などの悪質ないたずらはやめましょう。 ☆転載について PDSなどと呼んでいる RBBS や BBS などへの転載は禁止します。 @FWD や @MO などの 転送系RBBS(BBS) への転載は禁止します。 ローカルな所へ転載した時、作者に連絡して下さるとうれしいです。 全国的な所へ転載、掲載などするときは必ず事前に許可を取って下さい。 転載、掲載する場合、アーカイブの内容を変更してはいけません。 また、ファイルを個別に転載、掲載しないで下さい。 営利目的の販売等は禁止します。 ☆動作に関して このプログラムによって何が起きても、私達は責任を取りません。 設定によっては星が動かず、集悵歉以洌の用をなしません(^^;。 かなり重いので、動作の遅いマシンで集悵歉以洌にしないと、 キー入力が出来なくなります(^^;;。 lumb.exe を使うと「メモリが足りません。」と出ますが、 "lumb galaxyp /N0" で常駐させた後、"galaxyp /N?" で星の数を指定して下さい。 config.sys で DOS=UMB が無いと /NU,/U が使えません。 常駐後にUMBに移動させるソフトを使うとよく暴走します。 ☆専門的な注意 このプログラムは "INT 09h 薫涙按泛,"INT 0Ah CRTV(V-SYNC)", "INT 29h MS-DOS(1文字出力)" をフックしています。 このプログラムはかなり重いので V-SYNC の発生が乱れると思います。 とりあえず、他の INT 0Ah をフックしている物を優先しています。 たいがい、ポーリングでは V-SYNC がつかめなくなります。 リエントラントにはなっていません、再入しようとすると拒否します。 スタックは自前で持っています。 グラフィック画面を書き換え、鋪擯柘按麾梼Fを変更しています。 GDC,GRCG,BIOS 椣鹸惘 を直接使っています。 自分の MCB を MS-DOS を使わずにいじっています。 MS-DOS の非公開箕欷汐欹為 を使っています(52h Get First MCB)。 プロテクトモードでは動きません。リアル/仮想86モードにして下さい。 マウスポートを自前で叩いています。 たまに相性の悪いキャッシュドライバが有ります。 相性が悪かった場合、キャッシュをオフにして下さい。 BMSをバンク切換中割込許可に設定した場合、GALAXY の 設定によっては、飛ぶと思います。 ★★☆☆ 終わりに ☆☆★★ ☆ G-HAL より編集後記に代えて 開発環境 PC-9821Cs2s2 memory 20.6M bytes(protect) IDE 170MB PC-9801VM0 memory 2432K bytes(I/O bank) SASI 40MB "銀河" や "星" は、やはり奇麗です。一度本物を見てみる事を お勧めします。私が初めて見た銀河は、5年前('89/08)カメラの210mmで オリオン大星雲を、です。故郷へ帰った時('91/08)に空を見上げた時は しばらく動けなくなりました。 ……まさに星降る夜です……。 やっぱり実物が一番美しいです。本物にはかないません。 しかし……、作ってる間にこんなに環境が変るとは思わなかった。 拡張メモリなんか対応するもんか、とか言ってたのに対応しちゃうし、 GUNDAM V,G,W,X や MACROSS PLUS だし……(^^)/。 ちなみに「SPACE AGE 宇宙への挑戦」をイメージしています。 次回作? 予定は有る。でも、予定は未定(^^;。 P.S.前回で最終版だったのに、バグが見つかってしまった……(;_; ☆ ubora 開発環境 OASYS 30-LX501 (親指) エディタとして利用 PC-8001mk2SR +CRT,CMT プロトタイプ(BASIC)の動作テストに利用 PC-286VE サークルにあるのを勝手に使っている 8086 のマシン語も知らなかった私にオールアセンブラのプログラムの改造を 頼むなんて、狂っているのだ。うちには 8001 と OASYS しかないのに……。 286VE が使えるようになるまでの1年間は galaxy が動いているのを見た事も なかった……。 と前のバージョンのときに書いたんだけど、今回のはテストしかやってないん だよね。ちなみに、テスト環境は NS/E です。それと、オプションが多いのは 私のせいです。注文付けまくったらこんなになってしまった。 ★★☆☆ Special Thanks ☆☆★★ "PoleStar" version 1.02 (C)1990 by FKS. 「紕の川」 version 1.00 (C)1990 by FKS. "FreeWay" version 1.02 (C)1990 by FKS. 手本や励みにしました、無断でですが……。これを見ていると なんとなく落ち着きますね。時には落ち着きすぎて落込んでしまう事も ありますが(^^)。このプログラムのサブタイトルを 「銀河に願いを……」としようかとも思いましたが(^^;。 ubora 師匠 資料 知識 経験 借用、アドバイス、アルゴリズム再考、 アルゴリズム第2次再考時のソース書き、ロードテストそしてデバッグ。 このお方が居なければここまで出来ませんでした(__)。 お師匠様と仙人様とその仲間達 資料、知識、経験、助言、長期重荷試験、絣探し、など。 色々と有難うございました。 その他の方々 ★★☆☆ 参考資料 ☆☆★★ 『TSRプログラムのためのマクロ』 I/O 1990年10月号 通巻168号 Junji Hori 工学社 『実習グラフィックス』 (1986/ 3/ 5,1988/10/11) 佐藤義雄 アスキー出版局 『PC-9801VF2/VM0/VM2 ユーザーズマニュアル』(1985) NEC 『PC-9801 解析マニュアル[第0巻]』 (1983/ 6/30) 川村清 秀和システムトレーディング 『宇宙の旅 第7話 グランドデザイン』ASCII 1991年10月号 藤原隆男 アスキー 『応用MS−DOS 改訂新版』 (1986/ 7/31,1990/ 6/11) 村瀬康治 アスキー出版局 『特集 常駐型ソフト「TSR」プログラミング入門』 内藤昌治 CQ出版社 トラ技コンピュータ No.26 1992年7月号 『特集 大きなプログラムの作り方入門』 沖 充弘 CQ出版社 トラ技コンピュータ No.18 1991年11月号 『MS-DOS 5 アセンブラ・プログラミング』 (1992/10/21) 桜田 幸嗣 アスキー出版局 『理科年表 国立天文台編 机上版 平成6年 1994 第67冊』 丸善株式会社 『NHKスペシャル (タイトル忘れた、オデッセイ、かな)』 (199?) NHK、etc 『NHKスペシャル SPACE AGE 宇宙への挑戦』 (1992) NHK、etc その他、いろいろ ★★☆☆ 連絡先 ☆☆★★ FENIX FEN025 G-HAL --- G-HAL --- /// 1997 Jul.07 Mon. ///